厚生労働省編一般職業適性検査

 

GATBは適性・能力を的確にとらえ、現実的な適職探索を可能にする検査です。
本検査は、アメリカ労働省が作成したGATB を原案として、昭和27 年に当時の労働省が日本の実情に合うように翻案し、公表しました。

 

■検査の構成
この検査では、15 種類の下位検査(うち11 種類が紙筆検査=筆記検査、4種類が器具検査)から9つの適性能(知的・言語・数理・書記・空間・形態・共応・指先の器用さ・手腕の器用さ)
が測定されます。
さらに、13 領域40 適性職業群に編成・設定された基準と、個人の適性能プロフィールを照合することで、幅広く適職を吟味することができます。
これらは、個性と職業の世界を結び付けるうえで非常に有効な考え方とされています。

 

■所要時間
本検査は、定められた時間内にできるだけ数多くの問題を処理する、いわゆる能力検査です。
検査時間は、紙筆検査だけであれば45 分程度です。
■適性職業群との照合
個人の適性能得点と所要適性能基準とを照合して、3段階の照合結果が表示されます。

 

①ベーシックコース
個人の適性能得点、評価、プロフィール及びコメントによる適性能の解釈、適性職業群を表示します。

 

②プラスコース
本人の得点の高い上位3つの能力についての解説、関係の深い職業例・主な進路を示しています。
個人内の得点の高低を把握するためのプロフィールが提供され、他人との比較はできないようになっています。

 

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